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高校入試【国語】を読む!(61)


生徒たちにはよく「読書」の大切を説きます。
しかしながら,スマホ世代の生徒たちにとっては,「読書」に対しての具体的なイメージを持ちにくいのもまた現実です。そこで,高校入試に出題された小説をこのブログで紹介し,生徒たちが少しでも「読書」を身近に感じてもらえる機会としてもられば,と考えて記事をアップします。

さて、今回取り上げる本は,万城目 学(まきめ まなぶ)の『八月の御所グラウンド』 です。出題は、2024年度山梨県、他です。

表題作『八月の御所グラウンド』は、第170回(2024年1月)の直木賞受賞作とのこと。表題作を実際に読んでみて、すごくおもしろかったのですが、実は最初に読みたかったのは合せて収録されている「十二月の都大路上(カ)下(ケ)る」の方で…。ぱらぱらと『2025全国高校入試問題正解』を見ている中で、“女子全国高校駅伝”の話を見つけ、全部を読んでみたくなった次第です。

ということで、舞台は毎年12月に京都で行われる「女子全国高校駅伝」です。“スポ根的”な要素は薄く、どちかというとコミカルに読める流れだと思います。国語の問題には“最適!”という程に、登場人物の心情が描かれ、その気持ちの動きが理解しやすく、物語の世界観に没入できます。非常に読みやすい1冊です。

気がつけば2か月余りの休止期間を経て、久しぶりに取り上げる「高校入試【国語】を読む」シリーズです。中学生が読んで“おもしろい!”ときっと感じてくれる本を選びたいと考えておりました。「十二月の都大路上下る」はそんな物語です。

読んでいて前向きな気持ちにさせてもらえるお薦めの1冊です。タイトル写真は,『全国高校入試問題正解』ですが,今回取り上げた本は読了して投稿しています。)

立志館進学教室は、子ども達と共に学ぶという視点を大切にしていいます。

 

 

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