新聞報道によりますと、日本の新たな主力ロケット「H3」の2号機が17日午前、打ち上げに初めて成功しました。JAXA(ジャクサ)=宇宙航空研究開発機構によりますと、「H3」の2号機は17日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、その後目標の軌道に到達したということです。(2024年2月18日付、読売新聞)
「H3」は去年3月に打ち上げた初号機では2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗していて、JAXAなどはおよそ1年かけて対策を講じ、17日の打ち上げに臨んだとのこと。
「H3」は、現在運用されているH2Aに代わる新たな主力ロケットで、激しさを増す宇宙ビジネスをめぐる国際競争で今後の日本の宇宙開発を担う“切り札”として対抗していくことが期待されているそうです。
H3はコスト削減が徹底され、約50億円に半減。受注から打ち上げまでも、2年から1年に縮め、燃料の開発もあり、H3の競争力が米宇宙企業スペースX並みに引き上げられたそうです。
今後、打ち上げの実績を積み、民間企業からの受注を受け、年6回の打ち上げで約20年にわたる運用が目指されています。
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