生徒たちにはよく「読書」の大切を説きます。
しかしながら,スマホ世代の生徒たちにとっては,「読書」に対しての具体的なイメージを持ちにくいのもまた現実です。そこで,高校入試に出題された小説をこのブログで紹介し,生徒たちが少しでも「読書」を身近に感じてもらえる機会としてもられば,と考えて記事をアップします。
さて、今回取り上げる本は,南谷明子さんの『南風吹く 』 です。出題は、2023年度東京都立立川高です。
俳句甲子園への出場を目指す、愛媛県の高校生のお話です。グイグイ引き込まれる面白い1冊です。
以前にこちらのブログでも紹介致しました『そらの言葉が降ってくる』で俳句の詠んだ後に感想、解釈などの意見を述べ合うというスタイルを若干見知っておりましたが、そのスタイルが俳句甲子園に通じるものだというは初めて知りました。俳句について、感じたことを互いに議論するのはとても楽しそうで、魅力的です。
俳句については全くの素人ですが、それでも非常にわくわくしながら読み進めることができました。お勧めの1冊です。(タイトル写真は,『全国高校入試問題正解』ですが,今回取り上げた本は読了して投稿しています。)
立志館進学教室は、子ども達と共に学ぶという視点を大切にしていいます。