生徒たちにはよく「読書」の大切を説きます。
しかしながら,スマホ世代の生徒たちにとっては,「読書」に対しての具体的なイメージを持ちにくいのもまた現実です。そこで,高校入試に出題された小説をこのブログで紹介し,生徒たちが少しでも「読書」を身近に感じてもらえる機会としてもられば,と考えて記事をアップします。
さて、今回取り上げる本は,清水晴木さんの『旅立ちの日に』 です。出題は、2023年度東京都です。
すごくおもしろい1冊です。悲し話があったり、中学生が読むには少し年齢的に理解しづらい話があるかもしれないですが、途中であきらめずにぜひ最後まで読んでほしい1冊です。絶対に感動しますよ。
この本の出版社の紹介サイトには、「人生における出会いと別れに心の底から向き合って書きました」という作者のメッセージが掲載されていました。まさにその通り!という内容です。
東京湾を横断するフェリーが発着する港町を舞台にしたお話です。最初の話から心を揺さぶられます。「人の出会いと別れ」が織りなすストリーに引きこまれます。お薦めの1冊です。(タイトル写真は,『全国高校入試問題正解』ですが,今回取り上げた本は読了して投稿しています。)
立志館進学教室は、子ども達と共に学ぶという視点を大切にしていいます。