生徒たちにはよく「読書」の大切を説きます。
しかしながら,スマホ世代の生徒たちにとっては,「読書」に対しての具体的なイメージを持ちにくいのもまた現実です。そこで,高校入試に出題された小説をこのブログで紹介し,生徒たちが少しでも「読書」を身近に感じてもらえる機会としてもられば,と考えて記事をアップします。
ゴールデンウィーク休校期間中に「予約投稿」を活用したブログアップです。
今回取り上げる本は,
宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』です。初出短編は2021年、本としての出版は2023年です。まだ新しい本ですので、高校入試での出題は確認できておりませんが、今後出題される可能性大!ということで取り上げました。
お話の中心人物は、成瀬あかりさん。物語はコロナ禍の中2夏休みから始まります。舞台は滋賀県大津市膳所(ぜぜ)。コロナ禍の中学生の様子もリアルに描かれていて、すごく物語に引きこまれました。
ネタバレになりますので、ストリーをご紹介できないところは申し訳ないところですが、中学・高校を駆け抜ける青春小説というジャンルです。読み出すと止まらない一気に読める小説です。今後の高校入試でどういった視点で切り取られ、出題されるのかも楽しみです。(タイトル写真は,『全国高校入試問題正解』ですが,今回取り上げた本は読了して投稿しています。)
立志館進学教室は、子ども達と共に学ぶという視点を大切にしていいます。
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