
生徒たちにはよく「読書」の大切を説きます。
しかしながら,スマホ世代の生徒たちにとっては,「読書」に対しての具体的なイメージを持ちにくいのもまた現実です。そこで,高校入試に出題された小説をこのブログで紹介し,生徒たちが少しでも「読書」を身近に感じてもらえる機会としてもられば,と考えて記事をアップします。
さて、今回取り上げる本は,西條奈加さんの『まるまるの毬(いが)』 です。出題は、2025年度石川県です。
舞台は江戸時代、南星屋(なんぼしや)という菓子屋を舞台とした時代小説です。南星屋は、主人の治兵衛、娘のお永、孫のお君の3人で切り盛りされているお店で、江戸の庶民に愛される人気店です。この和菓子を切口にしたほのぼの系のストーリーかと思えば、いろいろなできごとがこの家族に起こり、それを家族で乗り越えていくお話です。
ワクワクと次の展開にドキドキという一冊ではありませんが、親子3人の気持ちが丁寧に描かれ、それぞれに感情移入しやすく、興味深く読める一冊です。このお話はシリーズ化されていますので、また機会があれば別の一冊も取り上げたいと考えております。(タイトル写真は,『全国高校入試問題正解』ですが,今回取り上げた本は読了して投稿しています。)
立志館進学教室は、子ども達と共に学ぶという視点を大切にしていいます。

