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龍谷大学付属平安中高様の最新情報をお届けします!

トップページでも報告致しましたが、本日は、龍谷大学付属平安中学校・高等学校様の学習塾対象の入試報告会に参加して参りました。

こちらの校舎ページでは、最新トピックのご紹介です!

2024年入学生から制服がリニューアル!
本日の報告会ではトピックのみで、具体的な制服のお披露目はありませんでした。これからの説明会での新制服紹介が楽しみですね!

(現段階では予定ですが)プログレス(龍谷大学連携)コースの募集定員が200名→260名に増!!
おっと、これは期末テスト前にうれしい情報です!これからの期末テストの勉強により一層、力が入りそうですね。

他、龍谷大学付属平安中学校・高等学校の、2024年度(令和6年度)入試の最新情報についてもしっかり伺って参りました。

龍谷大学付属平安中学校・高等学校に、ご関心をお持ちの保護者様・生徒諸君がいらっしゃいましたら、お気軽に立志館進学教室宇治広野校までお問い合わせください。

京都府公立高校の学校情報、私立中高の学校情報は言うに及ばす、2024年度(令和6年度)入試情報も当教室にお任せください。

立志館進学教室は、頑張る受験生を入試情報面でもしっかりサポートして参ります。

蛇足ながら、同校の報告会・説明会では、いろいろな資料が挟み込まれた毎回色違いのファイルを頂きます。今回は、ブルーでした!

 

 

 

龍谷大学付属平安中学校・高等学校様の学習塾対象入試報告会

本日は、龍谷大学付属平安中学校・高等学校様の学習塾対象の入試報告会に参加して参りました。

同校は、京都駅から徒歩15分、京都水族館の近くとお伝えした方がよりイメージが伝わりやすいかもしれません。

最初に校長先生より、教育理念・教育方針、カリキュラムポリシー、コースコンセプトなどについてのご説明がありました。

次いで、2022年度の大学進学実績についての説明、そして、2022年度の高校入試、中学入試についての振り返りがありました。それぞれのご担当の先生より、具体的な数値をもとにした丁寧なご報告を頂きました。

また、今回の報告会で、龍谷大学付属平安中学校・高等学校の、2024年度(令和6年度)入試の最新情報についてもしっかり伺って参りました。

龍谷大学付属平安中学校・高等学校に、ご関心をお持ちの保護者様・生徒諸君がいらっしゃいましたら、お気軽に立志館進学教室までお問い合わせください。

京都府公立高校の学校情報、私立中高の学校情報は言うに及ばす、2024年度(令和6年度)入試情報も当教室にお任せください。

立志館進学教室は、頑張る受験生を入試情報面でもしっかりサポートして参ります。


本日(6月2日)、通常授業行います!

本日、京都府南部地域に大雨警報、洪水警報が発令(午後2時時点で確認)されておりますが、通常授業を行います。(教室がお休みになるのは暴風警報発令のみです。)

夜まで雨が激しく降り続くことが予想されます。いつもよりも少し早めに、余裕をもってお気をつけて教室にお越しください。

Comiruでもお知らせを発信しておりますが、昨日アップの宇治広野校「開校時間」へのアクセスが増えておりましたので、こちらのブログでもアップ致しました。

開校時間のご案内

立志館進学教室宇治広野校 教室ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

曇天の午後から夜の雨、生徒たちとは「警報が出て学校が休校になる!」ことを期待するいつもの定番の会話をしておりましたが、台風接近という状況でもありますので、まずは大雨による被害がでないことを祈るばかりです。

さて、今週末6月3日(土)は、6月5日(月)の県祭りによる周辺混雑をさけるために、振替授業日として開校致します。時間は月曜日の授業時間通りの午後7時~午後9時40分です。大雨も心配ですが、忘れないで出席してくださいね!

さらに翌6月4日(日)は、広野中学1年生英語の単元テストの直前対策として、午後7時~午後9時40分で開校致します。

それで、6月5日(月)は教室周辺の道路事情での混雑が予想されますので、通常授業は休講として、自習室のみの開放としております。時間は通常中学生時間帯の午後7時~午後9時40分です。

さて、以下は通常週の<開校時間のご案内>です。

事務室受付時間:曜日/水曜日~金曜日,午後2時~7時
※教室は授業終了後の午後9時50分まで,通常開校です。
火曜日は休校日です。(今年度は火曜日が休校日になりました。)
※週末に資料請求などの問い合わせを頂いた場合は、週明け月曜日まで対応にお時間を頂くことがございます。

土曜日・日曜日・祝日は原則,休校と致しておりますが,生徒補習や、保護者懇談が予定されている日は適宜開校しております。在塾生の皆さんには、月間カレンダー等でお知らせをしておりますが,変更等がある場合には、このブログでも随時お知らせ致します。

新規体験生も募集中です。お気軽にホームページより、お問い合わせください。

追記の情報として、いつもお世話になっております、キリン堂宇治広野店様が改修工事のため、6月19日(月)~6月28日(水)まで休業されるそうです。ちょうど、1学期末のテスト対策期間中となりますので、「塾で長時間勉強のときには、キリン堂でパンを買って…」という生徒、保護者の皆様には予めご承知頂けますよう、お願い申し上げます。





 

 

 

『ことばの危機 大学入試改革・教育政策を問う』東京大学文学部広報委員会・編

なんのためにこれこれの科目を学ぶのか、と生徒に問われた時のための返事を何ら用意せずに教育の任にあたっている教育者は少ないでしょうが、当然ながらその返答は一つに決まるものでもなく、およそ人によって言うことも千差万別となりましょう。

どうして突然こんなことを述べるかと申しますと、先日、他校における授業の際にやや気になる出来事があったからです。ある生徒が、どれそれの科目は将来何々の役に立つからちゃんと勉強しよう、という趣旨のことを述べたところ、それに同調したある生徒は他方で別のある科目に言及して「これは将来、何に役立つのかわからん」というふうにこぼしたのです。

なんのことはない、前者「将来役に立つから」ということで贔屓にされたのは英語と国語の二科目で、反対に、「何に役立つのかわからん」と言われてその意義を疑問視されたのは数学でした。英語については、みんなこぞって「グローバル」を唱える現代社会にあって「別にそんなもの、要らんだろう」と唱えるほうが度胸の要ることかもしれませんし、国語については、とりあえず読めるものはちゃんと読めるようになったほうがいい、と思って納得するのでしょう。逆に数学については、なるほどこれもみんなが言うように、少なくとも日常で二次方程式の解を求めねばならない局面に立たされることは稀でしょう。実をいうと多くの場合、連立方程式を素早く解く能力は仕事に就いてもさほど重宝されません。

この時、ある科目を学ぶ必要性に関しては、それがどれほど将来「役に立つ」か、という観点から判定されていることにお気づきでしょうか。つまり、件の生徒たちはそれが「役に立つ」かどうかということを価値の尺度とする発想を暗黙裡に共有し、判断の前提としていたのです。

昨今の改訂された教育政策に関連する資料に触れてみれば、子ども達がこのように考えるのも無理からぬことのように思えてきます。そもそも学校のカリキュラムを決める側の大人たちが、こうした有用性の尺度に即して学ぶことの意義を定めようとしているからです。

さて、こうした状況をふまえて今回は、「なんのために学ぶのか」という問いに対する、一つの示唆的な視点をご紹介しようと思います。手がかりを与えてくれるのは、東京大学文学部の教授たちが現今の教育政策について自身の考えを講演した記録を収めた『ことばの危機 大学入試改革・教育政策を問う』(集英社新書,2020年)という一冊の新書から、特に納富信留氏による講演部分です。ここでは、平成30年告示の高等学校学習指導要領改訂にて「論理国語」と「文学国語」という分類がなされた国語教育の改変に関して、そこに言語をツールとしてとらえる見方が剔出され、そうした思想がはらむ問題について触れられています。以下、引用内の強調は引用者によります。

 私たちが話している日本語をツールとして考えることで、国語科について提起されている、文学国語か論理国語か、といった訳の分からない選択が生まれてしまいます。つまり、ツールとしてどちらがより良いか、という選択の対象になってしまいます。何かのためのツールだったら、より有効な方が良い、より役に立つ方が良い、つまり、より効果的に使える方が良い、という発想になります。(本書p.122)

 ツールとして役に立つことばは、持っていた方が良い、身につけるべきだという理屈になります。仕事に就いた時に読解力がなかったらそもそも契約書を読めないでしょう、といった発想です。そんな発想は、基本的にはツールとして、効率という観点だけでことばを取り扱っています。結局、そこで目指されているのは労働力なのです。経済界、産業界が大学で、あるいは高校で教育をしてくれと求めているのは、一番効率よく、仕事がたくさんできる人材を作ってほしいということに尽きます。つまり基本的に、ことばは道具扱いされている。それによって、私たち人間も道具扱いされています。(本書pp.123-124)

ここで述べられているのは、今回の指導要領改訂では、国語という科目において、ことばを伝達のツールとしてみなす視点が前提とされているが、そうであるならば、ことばというツールがいかに「役に立つ」かが重視されることになるだろう、ということです。「役に立つ」というのは畢竟、労働力として「役に立つ」ということです。さて、労働力とは何でしょうか。それは、産業、事業をいかに円滑に進行させるか、という尺度で測定される、まさしくツール=道具です。この意味で、私たちが優れたツールを有していることを期待されるということは、とりもなおさず、私たち自身がツールになるよう要請されているということなのです。そうすると、私たちの知性や批判的思考、人間性や、行為と思考の自由なありかたというものは全く等閑視されてしまうことになりかねません。納富氏はこの点について次のように批判します。

 さらに言うと、人間が人間でなくなってしまいます。つまり、私たちは、何か大きなマシーンの一部になってしまうのです。昔から使われる比喩ですが、チャップリンの映画『モダン・タイムス』のように、機械の歯車の一部となって、私たちもツール化されてしまいます。(本書p.128)

では、ことばをはじめとして、私たちは何のためにものを、特に学問を学ぶのでしょうか。氏は「実用的でない」論理学を学ぶことを端緒に、次のように述べます。

 論理学が実用的でないとして、では、何のためにそれを学ぶのかと言うと、一言で言って、知性を涵養するためです。私たち人間は理性的な生き物であり、知性活動こそ人間の「アレテー」、つまり、本来の善さです。それゆえ、私たちは知性能力を培わなければなりません。先ほど批判したツールという捉え方とは正反対で、それ自体が人間性を実現させる、そのために論理学は必要なのです。(本書p.139)

そうして、本記事の冒頭で紹介した生徒たちのエピソードでも疑問視されていた、数学を学ぶ必要性については、次のような思考が展開されることになります。

 これは数学でも同様です。なぜ小学校、中学校、高等学校で算数や数学を学ばされるか、考えたことがありますか。計算するだけなら、電卓やコンピュータを使えば済むわけですよね。なぜ三角関数など複雑な理論を学ばなければならないかというと、それらを通じて人間としての知性能力を訓練し、知性的なあり方を実現する、そういった「人間になる」ための訓練をする教科が、数学なのです。[…]

 少し格好よく言うと、数学や論理とは、むしろ美的な感覚を養うための訓練です。(本書p.140)

冒頭の問いに戻りましょう。なんのためにこれこれの科目を学ぶのか、と生徒に問われた時、私たちはどう返答したらよいか。いま、一つの方法は、「それは人間として生まれ生きている以上、最も重要な、自由な知性を涵養するためだ」と答えることになるでしょうか。

もちろん、こうした返答は、すぐに次の新たな問いを招来します。では知性とはなんだろうか、という問いです。これもまた考え甲斐のある、そして一意に定めることのできない問題です。

「知性」とは何か。あなたなら、どう考え、どう答えますか?

【黄檗校】2023年6月

高校生諸君、中間テストの結果はどうでした?

高校生の中間テストが終わりました。結果はどうでした?自分の目標はクリアできましたか?失敗したところはきっちり反省して次の期末テストに生かして下さい。

今月は、中学生の期末テストがあります。中間テストが無かったので中1生は初めての定期テストですね。定期テストはしっかり対策をすれば良い点が取れます。目標を高く設定して、早めの準備を心がけて下さい。学校の提出物もお忘れなく。

黄檗校 6月度予定表